チキソトロピー性セルロースナノファイバーゲルを基盤とした生体組織作製系の創成
【研究キーワード】
セルロースナノファイバー / ハイドロゲル / チキソトロピー性 / 三次元培養 / 三次元組織作製 / マイクロ流体デバイス / 筋 / 血管 / 筋組織 / 血管組織 / ハイドロゲル培養場 / 再生生体組織
【研究成果の概要】
セルロースから作られる太さナノメートル、長さマイクロメートルのスケールの極微細繊維材料(セルロースナノファイバー、CNF)をゲル状態とした基盤材料について、構造ならびに粘性や弾性、また、力をかけると流動的なゾルとなり力から解放すると可逆的にゲルになるチキソトロピ―性と呼ばれる基礎物性を詳細に解析した。さらに、独自開発した微小な装置で、CNFゲルを太さ百マイクロメートル、長さ数十センチメートルの長大な形状に加工し、この中に細胞を包埋して培養し分化・成熟させることで長大で立体的な筋組織と血管組織の構築を達成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
今任 景一 | 広島大学 | 大学院先進理工系科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)