高速原子間力顕微鏡を用いた固液界面におけるセルラーゼ分子の可視化
【研究分野】環境農学
【研究キーワード】
セルラーゼ / セルロース / 高速原子間力顕微鏡 / 固液界面 / セロビオヒドロラーゼ
【研究成果の概要】
セルロースを分解する酵素(セルラーゼ)分子が、セルロース表面で「渋滞」を起こすことで、セルロースの分解効率を下げている様子を、高速原子間力顕微鏡によって直接観察することに成功しました。本結果は、「分子が渋滞する」という基礎科学的に新規な知見であるだけでなく、セルロース系バイオマスから液体燃料やプラスチック原料を高効率に生産するシステム構築にも重要な指針を与えます。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)