細胞内リン酸化シグナルによるNMJ形成・維持の制御機構
【研究分野】医化学一般
【研究キーワード】
神経科学 / 神経筋接合部 / シグナル伝達 / 神経筋疾患 / 神経筋シナプス / 筋無力症
【研究成果の概要】
我々の呼吸や運動に不可欠の構造である神経筋接合部(Neuromuscular junction: NMJ)の形成・維持には骨格筋特異的な受容体型チロシンリン酸化酵素MuSKが必須である。このMuSKの活性化には運動神経由来のMuSK活性化因子AgrinによるMuSKの共受容体Lrp4を介する活性化と骨格筋蛋白質Dok-7による細胞内からの活性化が必要であるが、本研究において、Dok-7によるMuSK活性化にはLrp4が重要であることを見出した。また、出生後のNMJの維持において、dok-7遺伝子の正常な発現レベルが必要であることも見出した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
山梨 裕司 | 東京大学 | 医科学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)