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脳・神経
に関するサイレントキーワード
昆虫
が含まれる科研費採択研究3件
脳・神経
に関するサイレントキーワード
昆虫
が含まれる科研費採択研究 3件
昆虫
嗅覚中枢の精細モデルの構築による匂い情報表現の解明
【研究分野】動物生理・行動
【研究領域課題番号】
15H04399 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
脳・神経
/ シミュレーション / 遺伝子 / データ同化 /
昆虫
【研究成果の概要】
本研究では,動的に変化するフェロモン入力を処理するカイコガ触角葉の神経機構をシステマティックに記述することを目的とした.触角葉構成神経の機能的結合を調べるための遺伝子組換えカイコガ系統を作出するとともに,触角葉の神経回路モデルを単一コンパートメントモデルに加え,マルチコンパートメントモデルとして構築し,実験的に見出されていた触角葉投射神経における連続刺激に対する応答感度の変化や機械感覚入力によるフェロモン応答の調節といった現象を再現することに成功した.
【研究代表者】
神崎 亮平 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
(Kakenデータベース)
【研究連携者】
加沢 知毅
東京大学
先端科学技術研究センター
特任研究員
(Kakenデータベース)
櫻井 健志
東京大学
先端科学技術研究センター
特任講師
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
マルチスケール分析による匂い情報から運動指令情報への統合・変換機構の解明
【研究分野】動物生理・行動
【研究領域課題番号】
21370029 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
昆虫
/
脳・神経
/ 遺伝子 / 神経科学 / 生理学
【研究成果の概要】
カイコガのフェロモン情報処理に関わる神経経路を特定した.これまでに触角葉から前大脳側部の感覚系領域および側副葉の運動系領域を構成する神経細胞群について解析が行われていたが,本研究では,これらの領域を接続する神経経路を同定した.まず神経細胞集団の染色法を用い,既知のフェロモン情報経路と接続関係を持つ複数の領域を特定した.続いて単一細胞形態の解析,フェロモン応答性の調査に基づき,触角葉・前大脳側部・前大脳内側部・側副葉という直列型のフェロモン情報経路が存在することを明らかにした.また単一細胞の性質をより詳細に分析するための,新規な生理計測の実験手順を確立した.
【研究代表者】
神崎 亮平 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
(Kakenデータベース)
【研究連携者】
櫻井 健志
東京大学
先端科学技術研究センター
特任助教
(Kakenデータベース)
加沢 知毅
東京大学
先端科学技術研究センタ-
特任研究員
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
マルチスケール分析による嗅覚系神経回路の基本デザインの解明
【研究分野】動物生理・行動
【研究領域課題番号】
18370028 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
昆虫
/
脳・神経
/ 遺伝子 / 神経科学 / 生理学 / 嗅覚
【研究成果の概要】
生物の匂い識別機構を理解するために,カイコガの嗅覚一次中枢である触角葉の構成神経を対象として,マルチスケール分析を行った.まず,触角葉を構成する糸球体の再構成を行い,空間的位置情報から糸球体を個体間で同定する技術を確立した.つづいて投射神経の匂いに対する神経活動を糸球体に再構成することで,匂い情報が糸球体の時空間的な活動パターンによって表現されていることを示した.さらに局所介在神経の網羅的形態分析から,これらの特性が領域特異的に分枝する局所介在神経の動作によることを示唆した.
【研究代表者】
神崎 亮平 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】13,800千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 2,100千円)