赤痢アメーバの細胞分化の分子基盤の解明
【研究分野】寄生虫学(含衛生動物学)
【研究キーワード】
感染症 / 分化 / トランスクリプトーム / 寄生虫 / 病原性
【研究成果の概要】
赤痢アメーバの嚢子モデルであるEntamoeba invadensを用いて、嚢子化過程において、キャピラリー電気泳動飛行時間計測型質量分析計を用いたメタボローム解析、DNAマイクロアレイを用いたトランスクリプトーム解析を行い、代謝物の動態、遺伝子発現を網羅的に解析し、高度な代謝の変化を確認した。更にこれまで未同定の新規の代謝経路を発見した。本研究成果は、遺伝子発現と代謝物の動態から代謝の流れと調節点を同定し、嚢子化の代謝変化の分子機構を理解することを可能とした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
津久井 久美子 | 国立感染症研究所 | 寄生動物部 | 主任研究官 | (Kakenデータベース) |
佐藤 暖 | 慶應義塾大学 | 先端生命科学研究所 | 特別研究助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
JEELANI Ghulam | | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)