リボソームRNA複合体による無機栄養感知機構の解明
【研究分野】植物栄養学・土壌学
【研究キーワード】
シロイヌナズナ / ホウ素 / リボソーム / 輸送体 / uORF / 上流ORF / mRNA分解 / 転写後制御
【研究成果の概要】
本研究では、シロイヌナズナのホウ素輸送体、NIP5;1のリボソーム mRNA複合体を介したホウ素濃度感知機構を明らかにすることを目的とした。まず、ホウ素に応答したリボソーム停滞やそれに伴うmRNA分解を制御する因子を同定するため、変異株のスクリーニングを行い、4つの変異株を取得した。さらに次世代シークエンサーとdCapsマーカーによる解析からこれらの変異株の原因遺伝子を特定した。また、NIP5;1で停滞しているリボソーム mRNA複合体の構造を低温電子顕微鏡を用いて取得することに成功した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
白水 美香子 | 理化学研究所 | タンパク質機能・構造研究チーム | チームリーダー | (Kakenデータベース) |
横山 武司 | 理化学研究所 | タンパク質機能・構造研究チーム | 研究員 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)