樹状細胞が分泌する新規神経幹細胞増殖因子の機能解析
【研究分野】神経化学・神経薬理学
【研究キーワード】
神経科学移植 / 再生医療 / 神経幹細胞 / 神経科学 / 移植・再生医療
【研究成果の概要】
樹状細胞が分泌するMacrophage migration inhibitory factor(MIF)が神経幹・前駆細胞の細胞増殖活性を有すことや、神経幹・前駆細胞の自己複製能を亢進する活性を有することを新たに明らかにするとともに、それらの活性を担う分子機構を解明することに成功した。また、MIFが神経幹・前駆細胞の細胞移動能を調節できることも、新たに明らかにした。これらの知見は、MIFによる内在性神経・前駆細胞の活性化を基盤とした種々の神経変性疾患治療への道を切り開いたと言える。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
戸田 正博 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)