合成生物学的な手法による人工光合成システムの開発
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
バクテリオロドプシン / ATP合成酵素 / 光合成 / ATP合成酵素 / リポソーム / PURE system / 膜蛋白質
【研究成果の概要】
バクテリオロドプシンとFoF1-ATP合成酵素を組み込んだ(BR-FoF1)リポソームベースのバイオナノリアクターの構築が研究目的である。PURE systemによりFoF1-ATP合成酵素の全サブユニットをリポソーム上に発現させた。特に、各サブユニットの合成量が等しくなるように、DNA量の条件検討を行った。合成されたATP合成酵素が十分な活性を有していることを見いだした。バクテリオロドプシンについては、レチナールのスペクトルからナノディスク上には活性を有した形で挿入されていることが示された。さらに、変異型と天然型のバクテリオロドプシンをリポソームディスプレイ法による選抜が可能であった。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)