海洋の生物多様性保全の国際法-海洋法と環境法の統合的アプローチの探求
【研究分野】国際法学
【研究キーワード】
国連海洋法条約 / 生物多様性条約 / 海洋生物多様性 / 海洋保護区 / 海洋遺伝資源 / 海洋環境保護 / 漁業資源保存 / 海洋生物資源 / 深海底 / 国際海洋法 / 国際環境法 / 生物多様性 / 生態系アプローチ / 予防原則 / 海洋統合管理 / 海洋法 / 環境法
【研究成果の概要】
国連海洋法条約(UNCLOS)および生物多様性条約(CBD)の実施過程において、生態系アプローチに基づく海洋の生物多様性保全という課題に対処すべきという国際社会の共通認識が確立するに至ったことを明らかにした。その上で、具体的には、国連食糧農業機関(FAO)や国際海事機関(IMO)が、また、地域海毎の海洋環境保護機関や地域的な漁業管理機関が、海洋保護区の設定など新たな取り組みを通じて、海洋生物多様性の保全策を講じていることを実証的に明らかにしつつ、海洋生物多様性の保全に関する国際法が形成途上にあることを解明した。
【研究代表者】