社会的影響の経済学的帰結
【研究分野】理論経済学
【研究キーワード】
ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム / 契約理論 / 金融システム / 行動経済学 / オークション / 電波配分 / ミクロ経済学 / マーケットデザイン / バブル
【研究成果の概要】
このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような動機から、本プロジェクトは、社会的影響を考慮した行動遂行可能性問題、金融システムにおけるバブルとクラッシュ、R&D投資をともなう交渉問題、互恵的動機のある長期的関係といった諸テーマについて研究した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【配分額】12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)