ヒト脳における異種感覚情報処理機構の解明
【研究分野】認知科学
【研究キーワード】
脳・神経 / 神経科学 / 計測工学 / 生体生命情報学 / 認知科学
【研究成果の概要】
外部環境に対する迅速な適応を実現している異種感覚情報処理では,異種感覚刺激の変化に対して認知的・行動的な決定が行われる大分前から感覚活動の変調が見られ,その背景には低周波帯域を使用した感覚処理間の迅速な相互情報伝播が存在することが分かった.従って,異種感覚情報処理は単なる単一感覚処理に基づく上位集約処理ではなく,感覚処理間で情報をやり取りする下位連携処理でもあり,これによって迅速な適応を実現していると考えられた
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)