災害対策法制のあり方に関する研究
【研究分野】公法学
【研究キーワード】
地震災害 / 災害復旧 / 災害復興 / 公助 / 共助 / 自助 / 災害対策基本法 / ドイツの災害法制 / 自主防災組織 / 災害応急対策
【研究成果の概要】
災害時における「公助」の限界は、地域社会の防災力を再認識させたが、他方、地域防災力の強化の名の下、公助が後退するおそれが生じている。本研究では、公助・共助・自助が本来果たすべき範囲を明確にするとともに、相互のあるべき関係を明確にした。また、地域の防災力を担う主体については法的な位置付けが必ずしも明らかになっていないため、その法的根拠と支援の根拠となるべき規定を設けるべきであるとする提案を行った。
【研究代表者】