モータ/キャパシタ/ワイヤレスによる2030年のクルマ社会に関する研究
【研究分野】電力工学・電力変換・電気機器
【研究キーワード】
電気自動車 / 電気モータ / キャパシタ / ワイヤレス給電 / 電力インフラ / モーション制御 / エネルギー効率化 / インピーダンス整合
【研究成果の概要】
本研究は,リチウムイオン電池一辺倒で進んでいる電気自動車開発に警鐘を発しつつ,「モータ/キャパシタ/ワイヤレス」による「もう一つのクルマ社会」を提案し,そのためのキー技術を10程度にしぼり,3年計画でこれを追求したものである。
具体的には,「ワイヤレス」電力伝送によって電力インフラにクルマを接続し,「キャパシタ」にちょこちょこ充電ながら走る電車のようなクルマを開発し,電気自動車の最大の利点である「モータ」の制御性の良さを活かした運動制御によって,安全性の向上とさらなる省エネルギーを実現した。
研究の終盤では,東大柏キャンパスという地の利を活かし,地域交通システムの社会実験を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
藤本 博志 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
居村 岳広 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)