電気二重層有機FETのチャネル領域の直接高分解能観察
【研究分野】機能物性化学
【研究キーワード】
電気二重層トランジスタ / 原子間力顕微鏡 / イオン液体 / 有機半導体 / 古典分子動力学計算 / 界面構造 / 同時計測
【研究成果の概要】
イオン液体を用いた電気二重層ゲート型有機電界効果トランジスタ(EDL-FET)は、動作電圧の大幅な低下やキャリア密度の増加等で注目を集めているが、系が複雑なため界面構造に関する情報を得ることが難しい。本研究では、EDL-FET動作下におけるチャネル領域の直接観察と微細加工に挑戦するための5電極AFMの開発を行った。これによりEDL-FET性能が劣化する際に有機半導体表面のステップ密度が著しく増加することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
竹谷 純一 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
植村 隆文 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)