ジベレリン受容に関する分子生物学的研究
【研究分野】植物生理・分子
【研究キーワード】
成長生理 / 植物ホルモン / 遣伝子 / シグナル伝達 / 発現制御 / 遺伝子
【研究成果の概要】
ジベレリン受容体GID1の結晶構造解析を行い、GID1のGA分子結合の機構を解明した。GID1はホルモン受容体リパーゼ(HSL)の構造と類似しており、HSLの活性サイトがGAの結合サイトに対応することが分かった。さらに、下等植物から高等植物に進化する過程で、GID1のGAと相互作用するアミノ酸が適切に変異することにより、GAに対する親和性や特異性が改良されたことが確認された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
中嶋 正敏 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
服部 束穂 | 名古屋大学 | 生物機能開発利用研究センター | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【配分額】111,800千円 (直接経費: 86,000千円、間接経費: 25,800千円)