がんによる死亡原因の多くは、腫瘍細胞の組織浸潤を介した他臓器への遠隔転移にある。これまでに研究代表者らは、腸管悪性腫瘍の新たなモデルマウスの作出に成功した。そこで、本研究では、当該モデルマウスでの腸管腫瘍の悪性化機構の解析を進め、微小環境による制御機構の重要性を示す結果を得た。得られた知見は、腫瘍悪性化制御の新たな治療戦略の可能性を提示するものである。
【研究協力者】 |
山梨 裕司 | 東京大学 | 医科学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)