本研究は、クロマチン上での相同組換えの分子機構を明らかにすることを目的とする。相同組換えは、DNAの二本鎖切断によって開始され、切断部分と相同な配列をゲノム上で検索する。ゲノムはヒストンを始めとするクロマチンを構成するタンパク質によって凝集されているが、その中から、どのようにして相同な塩基配列を見つけ出すのかは不明である。そこで申請者は、ヌクレオソームと相同組換えタンパク質との複合体を構造解析し、クロマチン上での相同検索機構の一端を明らかにした。
【研究連携者】 |
胡桃坂 仁志 | 早稲田大学 | 先進理工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
五月女 美香 | 明星大学 | 理工学部 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)