年金制度にみる近代オスマン帝国社会
【研究分野】アジア史・アフリカ史
【研究キーワード】
オスマン帝国 / 近代 / 社会福祉 / 年金制度 / 海運 / 国民 / 社会保障 / 福祉
【研究成果の概要】
本研究の目的は、オスマン帝国末期の官営汽船会社の人事記録に関する文書を分析することにより、(1)イスラーム社会における社会保障のあり方としての年金制度の実態、(2)オスマン帝国末期の人々のくらし、人生を考察することである。トルコ海運公社所蔵の「個人記録文書」を中心史料とし、オスマン朝の公文書、法令集により、年金規則にみる制度設計とその問題点、年金制度が個人の生活にどのような影響を及ぼしたのかを具体的に明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)