文化遺産の担い手に関する民族誌:アソシエーションの公共性に関する人類学的考察
【研究分野】文化人類学・民俗学
【研究キーワード】
遺産化 / アソシエーション / 共同性 / 個人 / 地域性 / サンティアゴ巡礼路 / ガリシア(スペイン) / 文化人類学 / 文化遺産 / アソシェーション / ガリシア / 主体
【研究成果の概要】
本研究は、文化遺産の現実を、それを担う主体のアソシエーションとその会員の動きに関する民族誌として記述することを目的とし、アソシエーション・その会員である個人・文化遺産の間の関係について人類学的に考察を行い、文化遺産を担う主体の動きから創造される現代的な地域性と、地域住民の間に構築される共同性を議論している。扱う事例は、サンティアゴ巡礼路とこれに関わり活動を展開するアソシエーションや個人で、調査地としてはスペイン国内であるが、主にガリシア(州)を対象とした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)