多面的な思考を導くための効果的な教育プログラム開発の試み
【研究分野】教育心理学
【研究キーワード】
二分法思考 / 教授法 / 二分法的思考 / 思考態度 / 心理学的介入 / ステレオタイプ / 暗黙の知能観 / ボディ・イメージ / 国際比較 / 日本人 / ロシア人 / 人格障害傾向 / 構造方程式モデリング / ポジティブ信奉傾向
【研究成果の概要】
二分法的思考とは,ものごとを白と黒,善と悪など極端な二項対立として捉える思考態度である。本研究では,この二分法的思考の基本的な性質を明らかにし,変容の可能性を探ることを目的とした。二分法的思考の持ち主は能力を固定的なものととらえ,歪んだ身体イメージや摂食障害傾向に関連し,パーソナリティ障害傾向に関連することが明らかにされた。また,ディベートの授業において二分法的思考の変容の可能性が検討された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)