「海の人事録」にみる近代オスマン帝国社会の変容
【研究分野】東洋史
【研究キーワード】
西アジア / イスラーム史 / オスマン帝国 / 近代 / 海運 / 海軍 / 東洋史 / 西アジア史 / イスラム / 民族
【研究成果の概要】
本研究は、オスマン帝国において海洋活動にたずさわった人々のパーソナルヒストリーを、人事関係等の史料を分析することにより集積し、近代オスマン帝国の社会構造を見直そうと試みたものである。結果、オスマン帝国末期に海事に関わった人々の出自 (民族、宗教、出身地、社会階層等)、キャリアパターンについて、一定の法則性を見出し、海事における黒海沿岸出身者の重要性が明らかとなった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)