学童期からの英語スピーキング能力の発達に関する統合的研究-脳内文法基盤を中心に
【研究分野】外国語教育
【研究キーワード】
英語スピーキング / 英語学習経験 / スピーキング評価 / 脳機能
【研究成果の概要】
本研究では、日本語母語話者の英語スピーキング能力に対する、英語学習開始年齢と英語学習量の影響を調べた。日本で生まれ育ちながらも極めて高い英語力を獲得している日本人小中学生より英語スピーキングデータを取得し言語学的に分析したところ、日本人大学生よりも発話量や流暢性において優れていた。この子どもたちは幼少期に英語教材などを通して家庭内で超長時間の英語接触を得ており、子どもの第二言語獲得能力を発揮させるためには学習時期と学習量の両方が重要であることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)