日系企業における有効な組織コントロールの理論的・実証的分析
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
組織コントロール / 組織ルーティン / 組織アイデンティティ / 組織の効率性 / 組織の創造性 / ダイナミック・ケイパビリティ / ディスコース分析 / ビジネス・リスク / 日系企業 / 情報ネットワーク化 / 限定合理性 / フィールドワーク
【研究成果の概要】
本研究は、従来の組織コントロール研究の成果を踏まえ、海外日系企業の有効な組織コントロールと組織ルーティンとの関係の解明を目的とするのものである。そこでまず、組織コントロールと組織ルーティンの研究レビューを行い、両者の関係はダイナミックであることが理論的に解明された。そして、組織アイデンティーの要因を加えた実態調査においてはディスコース分析も行い、その結果、日系企業の有効な組織コントロールは、本社における当該組織の重要度が増せばますほど見直されることが判明した。なぜなら、現地での不祥事の発生を阻止するため安全性・確実性を確保するため、組織コントロール見直しを継続的にする必要があるためである。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)