現代日本における「戦争の記憶」の社会学的研究:歴史意識の継承と断絶をめぐって
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
戦争の記憶 / 戦争体験 / 戦争と地域社会 / 歴史意識 / 歴史博物館 / 歴史的景観 / 「坂の上の雲」まちづくり / 戦没者記念碑 / 社会学 / 集合的記憶
【研究成果の概要】
本研究は、現代日本における「戦争の記憶」の継承と断絶を課題とする調査研究であり、特に二つの柱を持っている。一つは、長野県下水内郡栄村における戦争体験の(継続)調査である。体験者の高齢化もあり、すでに聞き取りは困難だが、むしろその困難なプロセス自体が今しかできない本研究の意義となる。もう一つは、歴史博物館や平和記念館などによって展示・保存される「戦争の記憶」についての調査研究である。本研究における特徴を述べるとすれば、それを特に「地域」という枠組みにおいて考察する点にある。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】2,380千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 180千円)