地域情報学の手法を用いた海域東南アジアにおける境域社会の動態の解明
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
海域東南アジア / 境域社会 / 地域情報学 / 人口移動 / 民族間関係 / バジャウ / GIS
【研究成果の概要】
本研究は、東南アジア海域情報学の定礎を念頭におきつつ、地域情報学の手法を用いて、海域東南アジアの境域社会の動態を国家間比較の視点から明らかにしようとした。特に着目したのは、バジャウ人を主とする海民の人口移動、資源利用、民族間関係の三点である。具体的な作業としては、①インドネシア、マレーシア、フィリピン三カ国の海民に関わるセンサスやGISデータ等を収集・統合・体系化し、②その時空間情報データとフィールドデータを基に、海民がつくる境域社会の動態に関する資料集と論考をまとめ、③東南アジア海域情報学の方法論的基盤を構築し、同時にその具体的成果を提示することを試みた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
赤嶺 淳 | 名古屋市立大学 | 人文社会学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
青山 和佳 | 北海道大学大学院 | メディアコミュニケーション研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)