視覚情報に基づく快適・安全・有用な都市空間の設計に関する数理的研究
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
都市計画・建築計画 / 地理情報システム(GIS) / 人間生活環境 / オペレーションズ・リサーチ / 視覚情報 / 地理情報システム(GIS)
【研究成果の概要】
本研究課題においては,都市・建築空間における物体の見え方に関わる定量的な分析を通じて,空間設計の指針を提供するための研究を推進した.具体的には,オペレーションズ・リサーチ,都市解析ならびに計算幾何学に基づいて,次のようなモデル構築に成功した:(1)打ち上げ花火ならびに並木の見えの大きさを記述するための立体角モデル;(2)絵画展示ルームにおける鑑賞者の立ち位置選択を記述する非集計ロジットモデル;(3)建築基準法の斜線規制を適用する場合と天空率緩和を適用する場合とでの容積率達成度の違いを比較する解析モデル.これらの成果は今後,様々な場での設計提案に役立ててゆくことが可能である.
【研究代表者】