ホスピタリティの心理的基盤についての実証的研究
【研究分野】観光学
【研究キーワード】
ホスピタリティ / 利他性 / 進化 / 互恵性 / ソーシャル・キャピタル / 利他行動 / 双生児法 / 感染脆弱意識 / 心の理論 / 感染脆弱性意識
【研究成果の概要】
ホスピタリティの心理的基盤について、調査と実験の両面から明らかにした。(1) 職業上発揮されるホスピタリティの程度には日頃関わりのある相手への利他行動の頻度が影響していた。(2) ホスピタリティの基盤となっている利他性が、目の絵のような抽象的な刺激によって促進されることが、実験室とフィールドにおいて示された。(3) 大規模調査データの分析から、個人レベルの互恵性が主観的健康を向上させる効果は、集団レベルの互恵性が低い場合により強いことが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
福川 康之 | 早稲田大学 | 文学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
平石 界 | 慶應義塾大学 | 文学部(三田) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)