身体全体への力触覚提示装置による人間身体拡張の可能性に関する研究
【研究分野】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究キーワード】
ハプティックデバイス / バーチャルリアリティ / オーグメンテッドヒューマン / ヒューマンインタフェース
【研究成果の概要】
本研究では,人間身体拡張を具現化するための手段として人間の身体全体に対し,力触覚を提示可能なシステムの実現を目的とした.従来の視覚による教示とは異なる,力覚による教示が、ストリートダンス訓練に有効であると考え,ストリートダンス訓練のための等身大力覚提示システムの提案と開発を行った.特に初心者にとって難しいとされるアップ動作の訓練を行うために,経験者と未経験者の動作を計測・比較し,その特徴から訓練時に提示する力の決定に必要な要素のモデル化を行った.評価実験の結果より,主観軸からも客観軸からも提案システムによる力覚提示を伴う訓練が有効であることが確かめられた.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
佐藤 誠 | 東京工業大学 | 精密工学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
長谷川 晶一 | 東京工業大学 | 精密工学研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)